集中講義 奈良教区青年会(ルポ) - 天理教青年会
心を澄ます毎日を

天理教青年会では、 基本方針「心を澄ます毎日を。」を掲げています。 ほこりの心遣いを減らし、誠を積み重ねていくー。 そんな日常を通して、かしもの・かりものの教えを治め、 心を澄ましていきます。

集中講義 奈良教区青年会(ルポ)

 

“集中講義 奈良教区青年会”(ルポ)

 
今回は開催前から話題になっていたあの…
”奈良教区青年会の集中講義”(6月30日)に密着して参りました!
 
 

 

合計12時間!!!

この集中講義、なんといっても気になるのはその行事の合計時間。
9:00~21:00と12時間をかけて聴講と練り合いを行う前代未聞の新行事。

聞いただけでも、この講義の濃密さがうかがえますね。
 


 
また、今回の講義の内一名の方は、インターネットを介した講義、つまりWebセミナーを導入されているそうです。

しかし、直接の講義と比べると、音と映像の臨場感や、参加者との距離感など、実際はどうなのかという疑問もあると思います。そういった、Webセミナーの実際の部分も様子をうかがってみたいと思います。

それでは早速、奈良教務支庁へ
 

魅力ある講師陣

各講師は「柔軟な発想を持ってにをいがけ・おたすけに邁進できるように」というねらいに沿って、1人約1時間の講義を行われました。

講師①:可児義孝さん

(雨龍大教会所属・北海道教区)

(今回、北海道の可児さんはインターネットを介して、他の講師の方は直接会場にて講義が行われました。)

 

講師②:深谷耕治さん

(やまとよふき分教会・奈良教区)

 

講師③:吉田睦美さん

(飾東大教会・兵庫教区)

 

講師④:西川寿一さん

(泉大教会・大阪教区)


 

講師⑤:西岡寛麿さん

(敷島大教会・奈良教区)

 

講義内容については割愛させていただきますが、それぞれの講師が、立場を生かしたにをいがけ・おたすけの体験談、また信仰の持ち方、考え方をお話くださいました。

大教会に入り込みながら布教所長の御用を勤められている方、自教会で青年を勤められながら本部の学担や教区の御用を勤められてる方、社会で勤められながら、罪を犯した少年やその家族の支援を担われている方etc、それぞれ異なった立場の方々が講師をされています。

今回の集中講義でも、五名の方が皆それぞれの視点から、にをいがけやおたすけ、そして自身の信仰についてお話くださり、大変濃厚かつ、充実した時間を過ごさせていただきました。

 
 

ねりあい

また、講義と講義の合間にはその都度たっぷりと時間を設け、ねりあいを行い、感想の共有、講義内容のアウトプットを行いました。時間をかけながらねりあいを行う中に、改めて自分自身の考えを整理することができ、相手の感想や意見を共有することで、講義内容をより深く落とし込んでいくことができました。

 

会場の様子は、約20名というアットホームな雰囲気の中で、ざっくばらんにねりあいが行われました。

 

講義が始まると、皆さんが前のめりになってメモを取りながら聴講されている姿がとても印象的でした。私自身も講義やねりあいに対する皆様の熱量に圧倒され、時間が経つのを忘れてしまうほどでした。

 
 

Webセミナーの感想は?

では、Webセミナー自体はどうだったのでしょうか。
何名か参加者の方からお話を聞かせていただきました。


 

【33歳 支部委員長】
いい企画だった、距離的な問題で聞きたいと思っても聞けない話を聞けることが良い。色んなことを勉強した上で、普段の生活で感じたことや味わったことを材料として話をしてくれるので、聞く方としても聞きやすく、共感しやすい部分がたくさんあった。

 

【33歳 支部委員長】
教区青年会リーダー研修会でWebセミナーのプレを見た時は批判的な気持ちでみていた。そのときはビデオを見ているような気持ちだった。今回のWebセミナーでは、講師の世代が近く、話の中で質疑応答ができ、アリだなと思った。年齢が近いからこそ近い感性での受け答えができる点は大きい。
要望としては、音響機材が命なので、安定して通信できるシステムを。

 

【21歳 学生】
初めてWebセミナーを体験した。Webセミナーを通して遠方の方とも繋がりを持てるのはとても魅力的だなと思った。
講師が直接会場に来た方が、思いが伝わるのではないかと思っていたが、画面越しでも伝わってきた。直接講師からお話を聞く時と、Webセミナーとでは聞く姿勢も変わらなく聞けた。


 
皆さん評判は上々といったところでしょうか。また、第一印象としてはあまり好印象ではなかったが、実際に体験してみると良かったという声も見受けられました。しかし音響機材の安定化がこれからの課題だと思われます。その点を差し引いても、Webセミナーの大いなる可能性を感じた取材にもなりました。

 
最後に運営スタッフさんより一言

「今回の集中講義を提案されたとき、正直自分自身を含む参加者の皆さんがこの過酷な講義についていけるのかが心配でした。しかし、始まってみますと講義の内容やねりあいの進め方がすばらしく、参加して下さった方は講義やねりあいを本当に楽しんで下さったように思います。また、私自身も12時間と言う時間があっという間でした。」

 
 
運営された皆様本当にお疲れ様でした。また熱弁をふるわれた講師陣の皆様、そしてその熱量にも負けない気持ちで参加された皆様もお疲れ様でした。

今回のレポートは以上です!
お世話になりました奈良教区青年会の皆様、また講師の先生方、本当にありがとうございました。
 
 
取材ルポ:地域活動部

 
 

Webセミナーについては以下のリンクへ
~Webセミナーはじめました!~
 
申し込みはコチラから
~Webセミナー申し込み~

 

おすすめの記事
大望7月号「駒崎弘樹氏インタビュー」

 

FOLLOW ME