町カ塾ルポ(天理市櫟本町)

 

「町カ塾」で学んだおたすけの心構え

〜地域だすけの一つのカタチ〜

 

プロローグ

無料の学習塾を開きたい

これは地域でのおたすけ活動として、いつか自教会で実現したいと私が考えていた夢でした。
 
その夢を語ったとき、とある人が言いました。
「天理市の櫟本町に町カ塾(まちか塾)という無料塾があるから、見学に行ってみてはどうかな?」

町カ塾って何?
天理市内にそんな場所あるの?

そんな疑問を持ちつつ、百聞は一見にしかず、ということで実際に公民館で開かれている町カ塾を見学に行ってみました。
そこで私が感じた、子ども達のために地域の人々が協力する姿の素晴らしさ、またおたすけをする上で大切な心構えなどを皆さんにレポートしていきます。

 
 
 

無料塾「町カ塾」

子どもを育む皆んなの想い

カ塾を一言で表すと、地域と学校が協力して子ども達が自主的に学びを深める場所です。対象は地域の小学校四年生〜六年生で、普段は各学年ごとに月一回、放課後に櫟本町の公民館で開かれます。

 
公民館を訪れて最初に驚いたのは、人の多さです。学びに来ている子どもさることながら、スタッフの大人も大勢おられました。受付などは地域のボランティアの方がされており、勉強面のフォローは小学校の先生と高校生が行っておられました。なんと、先生は子ども達のために休日返上で来られていました。
 
塾に来る費用は無料です。運営に必要な経費は、理解のある地域住民などのサポーターによってまかなわれています。

また、訪問した12月は冬休み中のため、塾は午前中から行われ、昼食として塾の後にカレーライスが振る舞われていました。

 
 
 

僕も・私も行きたい!

々この町カ塾は、一般の学習塾に金銭面や家庭の事情で通えない子ども達のために、自主的に学ぶ姿勢を持ってもらうことを目的に始まりました。
 
この塾は誰もすぐ通えるという訳ではなく、地域のゴミ拾いやイベントのボランティアをした子どもに招待状が送られてきます。それを受け取った子は親から勧められるのではなく、自分から自主的に塾に通うことを決めます。

 
このように自主的に学びを求める形ができているため、勉強中はこども達は自発的に、黙々とプリントに取り組んでいました。

 
 
 

子どもの将来を想って

の 「町カ塾」という名前は、「町の力」で子ども達を育て、未来の「町の力」になってほしいとの願いが込められているそうです。さらにこの町カ塾に連動して、「夢応援プロジェクト」というものが進められています。ただ勉強を教えるのではなく、子どもが自分の夢を実現するための手だすけまで考えていることに深い感銘を受けました。

「夢応援プロジェクト」

町カ塾に通うと、子ども達はポイントがもらえます。そのポイントを貯めると、地域の人たちがその子どもの夢を応援するイベントを企画してくれるというものです。例えば過去には、スタイリストになるのが夢という子どもには、町の美容室で職場体験の機会を用意したり、同じように保育士の体験を用意したりするなどの企画がありました。中には、地域の方々の人脈を使って、プロ野球選手を呼んだイベントも行われたそうです。

 
 
 

町カ塾に行ってみて

尽くす気持ちでおたすけを

回、町カ塾を訪問して一番感じたのは、地域と学校の方々の子ども達を思う熱い気持ちが形に現れているということでした。そこにはこの子達のために自分ができることを最大限に尽くしてあげようという精神が見られました。学校や地域の多くの方に支えられた子ども達の顔はいきいきと輝いていました。
 
学校・地域・行政が力を合わせて、子どもの未来をサポートしていくというこの町カ塾の仕組みやデザインは、本当に素晴らしく、学ぶことが多くありました。

 

おたすけをするということを考える上で、自分にできることは限られているかもしれません。しかしそうであっても、周囲の人と力を合わせ、自分にできる最大限を尽くすことで、その気持ちは必ず相手に届き喜んでもらえます。そして何より、どうでも人をたすけたいという心を親神様に受け取っていただくことで、あざやかなご守護をいただくことができるのだと思います。
 
さあ、世界中をたすけたいとの親の思いに答えるべく、今自分ができる一歩を踏み出しましょう!
 
 

(記事協力 M.T)

 
 
<立教182年 基本方針>はこちら

 

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